坂本城

坂本城は織田信長の命により明智光秀が築いた城。比叡山延暦寺の監視と琵琶湖の制海権の獲得が目的であったと考えられている。堀は琵琶湖につながっており、城内から直接船に乗り込めるようになっていました。宣教師のルイス・フロイスは著書『日本史』にて「明智の築いた城は、豪壮華麗で信長の安土城に次ぐ、城である」と記している。現在は坂本城址公園として整備されており、琵琶湖の渇水時には、湖中に残る石垣を見ることができる。また近くには明智一族の墓と伝えられている明智塚がある。